変わったのは元号だけ。中身は何も変わらない。令和の時代にあるべき報道、メディアの在り方

 

出演者が苦言「よう平気で放送できるね」 TV企画物議

朝日新聞の記事である。

報道番組「かんさい情報ネット ten.」で放送されている、お笑いコンビ・藤崎マーケットが、街の人々の疑問を調査する「迷ってナンボ!」と題するコーナー。

「男性か女性かどっち?」と一般客に確認するシーンを放送した。

VTRを見た若一さんは「個人のセクシュアリティーにそういう形で踏み込むべきじゃないです。そんなものをよう平気で放送できるね。どういう感覚ですか、これは報道番組として」「ご本人がテレビに出ることを了解していたとしても、個人のセクシュアリティーに関してそういうアプローチをすること自体が、人権感覚、人権認識にもとります」などと批判した。

とのことだ。

要は、外見的に男女の区別のつきにくい容姿の人に対して、芸人が面白ろおかしく、性別を聞いて本当かどうか確認するような内容であったのだろう。

生番組だったようだ。

出演していた作家の若一光司さんが、上記引用のとおりの疑問をその場で呈し、放送事故状態になったようである。

若一光司さんとは、

以下はwikipediaからの引用である。事実だと確認できたので、そのまま引用する。

週刊朝日が、佐野眞一らが執筆した「ハシシタ 奴の本性」を2012年10月16日発売号に掲載し、橋下徹から「差別的だ」と抗議を受けて事態が紛糾した問題では、大谷昭宏や二木啓孝らジャーナリストの多くが橋下非難に回ったのに対し、日頃は橋下に批判的な若一は、いち早く読売テレビの番組[2]で「橋下市長の主張は9割方正しい。佐野氏の文章には部落差別を助長する文言があるし、(親兄弟や親戚など)自らが選択できない不可避的な人間関係をもってして、その人の社会的評価や人格を決めつけようとするような(血脈主義的な)表現もまた、差別を助長するものだ。人権感覚の欠如した許しがたい文章だ」と明確に指摘。翌々日の新聞[3]にも同様のコメントを発表した。橋下は10月19日朝の登庁時囲み取材の際に、「無責任な発言をするコメンテーターが多い中で、ぼくとは政策の合う合わないのある若一さんが、『差別的で許しがたい文章だ』とズバッと言い切った。そう言い切れない人たちが多いことが怖い」との主旨の発言をしている

 

 

日本の民放を見ていて、問題だと思うこと

もう、あり過ぎて、書ききれない・・・

なぜこうなってしまったのであろうか。まさに、平成30年間の負の遺産ではないだろうか。特に少し前だが、おバカブームというのは致命的だった。メディアがバカまたはバカの振りをする人であふれてしまい、バカ(無知)であることが恥ずかしくないという間違った感覚を多くの人に植え付けてしまった。無知であることを差別的に扱ってはいけない。しかし、それを称えてもいけない。

特に問題を感じるのは報道番組である。

朝、出勤前に以前はよくテレビの朝のニュース(一応ニュースと書いておく)を見ていた。

6:00から7:00ぐらいの時間帯だ。

その時間の半分以上は、芸能スポーツの報道だ。

それ以外で言えば、ほとんど、国内の犯罪のニュース、事故や事件のニュースが中心である。

 

これを見てもわかるとおり、国民に知らせるべき事を報道しているのではなく(もちろん上記も知っておきたいひとは多くいるが)、興味をもってくれる(視聴してくれる)内容を選んで(優先させて)いるのは、明白である。

なぜなら、視聴率競争があるからだ。

 

東京で言えば、日テレ、TBS, フジ、朝日のキー局が、まったく同じ時間帯にまったく同じようなニュース番組を流している。そりゃ、競争せざるを得ない。報道だ、メディアだと言っても、所詮は民間営利企業である。

報道がそのように(視聴率競争で見やすい、安易な、スキャンダラスな内容の報道を優先する)ならざるを得ない環境を許してしまっているのが構造的な問題だ。

このように、似たり寄ったりの報道(というか、ニュース番組)しかしなのであれば、今の民放メディア体制のまま、免許を与え続けるのはいかがなものかと考える。様々な視点や考え方があるので、権力監視のためのメディアが複数必要だということは良い。しかし、今のテレビの放送については、まったくその意義を感じない。どの野球チームのスポンサーをやっているかぐらいの差しか感じない。

 

朝から、いくら昨晩自局で放送したからと言って、AKBの総選挙の結果を、ニュースで何度も真面目に流すのは、本当にいかがなものか?もちろん絶対数的には、その話題に興味がある人の数が多いからね・・・今は。

芸能人のスキャンダルもそう、誰かの舞台の初日がどうとか、誰と誰が離婚したとか、結婚したとかもそう、そういうのは、ワイドショーという、また時間帯の異なる枠があるのだから、そこでやればよいではないか。もう、100歩譲って、ワイドショーの需要は認めるから。

日本が夜の間に、世界は動いているのだ。なぜその話がまったくないのだ?

そりゃ、投資をする人が日本は少ないはずだ。世界の経済がどうなっているかなどは、一切報道されない。報道されるのは、よっぽど暴落した時だ。要は、経済報道ではなく、スキャンダル・サプライズの報道なのだ。

 

冒頭引用したニュースの是非は、議論の余地はない。

これが夕方とは言え、報道番組の中で放送されたというのだから驚きだ。まったく、報道、ワイドショー、バラエティの区別がなくなってしまっているのだ。報道を見たい人が、ワイドショー、バラエティを見せられるから、このような事になるのだ。

報道番組は、報道を聞きたい人に向けてちゃんと作って欲しい。

ワイドショーは、芸能や野球やスキャンダルや、まあ、好きにやれってくれいい。個人的には見ないから。

バラエティ、お笑いもしかりだ。そういう枠の中で、悪ふざけもよい。

報道番組は、徹底的に報道をやって欲しい。バラエティ番組、お笑い番組の要素を視聴率獲得のために持ち込むべきではない。それが最後のマスメディアとしてのプライドではないのか?

 

この平成トレンドの典型は、自分の知る限りでは、日曜午前中のフジ放送のワイドナショーだ。

ニュース・報道番組ではないが、扱うのは、様々な世の中の出来事で、外交問題なども取り上げる。

司会者も、メインのコメンテーターもお笑い芸人だ。

他のコメンテーターも、芸能人(AKB, ミュージシャン、芸人など)が多くを占める。まさしく、ニュース(報道)、バラエティ、お笑い、ワイドショーが完全にごちゃまぜになった、しかし結局は、ワイドショー寄りの番組である。

 

まあ、日曜日の午前中に、天下のキー局がこういう番組を流すのもどうかは思うが、それは置いておくにしても、

本当に恐ろしいと思うのは、ここで面白おかしく、芸人・芸能人がコメントした言葉が、翌日、別のメディアによって頻繁に取り上げられ、報道され、それがまた炎上したり、議論を呼んだりと・・・まあ平和にも程がある。

 

マスメディア問題の本質的な問題は何か?

上記のような先進国では考えられないような番組を朝から垂れ流そうとも、誰も文句を言えないということだ。

マスメディアが、権力の監視の機能と称した、不可侵な既得権を手に入れてしまったからだ。

それを盾に、誰もメディアに意見することができない。ちょっとでも権力側がなにか干渉しようものなら、報道の自由の侵害だ、権力監視への干渉だと騒ぎ立てる。

確かに報道の自由、権力の監視役は必要だ。報道の自由は、報道に対しての自由だ。

朝からやってるあれは、報道なのか?が問題なのだ。

 

 

令和の時代には、どうあるべきなのか?

まずひとつ提言したい。

どういう形にしろ、メディア内で決めていいから、一回、再構築の検討をするように、行政(総務省)は、指導するべきだ。

こうしなさいとは、言えないかもしれない。しかし、今は明らかにおかしいでしょう。どうするべきか、マスコミ内の正義心をもって自分たちであるべき姿に変えてくれと。

国家権力のためでなく、国家・国民のためにメディアの在り方を変えるべきと政治・行政が動くというのであれば、それは我々国民がちゃんと支持をしたい。

 

自分は、こう思っている。

報道(事実のみを徹底的に調べて、それのみを淡々と報道すること)に特化した局を何局か作る。NHKもここ。海外報道に強い局、経済に強い局、犯罪・国内政治に強い局など、専門分野で分けても良い。ここに、バカなコメンテーターは一人たりとも不要だ。長嶋なんちゃらはもっと不要だ。
バラエティやワイドショー、ドラマなどで楽しくやる専門局を作る。各局、同じことをやるのではなく、ドラマに強い、お笑いに強い、映画に強い・・・などと局の存在意義を明確にさせる。

 

そんな事、いまさらできないのはわかっている・・・

しかし、今のままで令和の時代も変わらずにいて良いとはとても思えない。

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